武装錬金最終回

最終回です。
もちろん納得は行きません。
だから僕はアンケートハガキを送ります。
同士の方がいらっしゃれば連絡ください。
ハガキと名義と思いが揃えば、形にはできますから。
何はともあれ、本編の感想。
すがすがしく、武装錬金という作品に読者が求めていた高校生活を描くことによる和月の一つの答えなのかもしれません。
ただ置き去りになっている事項が多いのも事実。
本当は和月は最後までカズキと斗貴子の関係を進展させるつもりは無かったと思う。
ブラボーもあそこで死んでいたと思う。
ムーンフェイスの再登場もまだだし、秋水の復活もあったかもしれない。
再殺部隊との戦いも火渡との対戦がしっかりと描かれたかもしれない。
ヴィクトリアだってもっと絡んでくるはずだったと思う。
赤マルでの最終章は駆け足で描かれるだろう。
おそらくはヴィクター戦で終了し、対パピヨン戦は描かれずに終わると思う。
(それこそ、「いくぞ!武藤!」「こい!蝶野!」のシーンで終わるのではないか、という危惧がよぎる)
今ならまだ間に合う、再連載、連載復活、第2部、どんな形でもいい。
それを望んでいる読者は少なくないはずだ。
打ち切り原因。
それはアンケートの結果なのだろうし、アンケートを出す層に支持されなかったのはあるだろう。
おそらくそれは、対ブラボー戦から始まったのだと思う。
カズキが言っていたように読者も「カズキ、斗貴子、ブラボーの3人」を見ていたかったのだろうから。
だが、和月はそこで「少年の乗り越える壁」という展開を選んだ。
元々、ブラボーはそのために用意されたキャラだから。
そこのギャップが大きかったのは否めない。
アナザーサードである剛太は決して魅力の無いキャラではなかったが、それは後天的についてきたもので、登場当時の魅力は低かった、それが人気を下げた要因でもある。
(ブラボーカズキのWボケに斗貴子突っ込みという王道展開が見られなくなった寂しさ)
そして登場した再殺部隊は正直な話、蝶野、秋水、バタフライ、ヴィクターと強さとバックボーンと因縁を持ったキャラに比べ、消化試合に感じられてしまう(三下に見える)辛さ。
けれど、それを乗り越えて欲しかった。
でもそれはかなわなかった。
だが、ブラボーを乗り越え、今のこの展開、もう一度勢いを取り戻すには充分な力を持っていると思うのだ。
……
だから、自分は武装錬金復活運動に参加します。
正直、今まで色々な打ち切り作品を見てきたけれど、ここまで納得がいかないのは初めてです。