武装錬金

8巻購入。
量的から考えると、次の9巻に赤マル掲載分を含め終了というところか。
帯にも「ファイナル」の文字があり、連載復活はやはり期待が持てない、そうは思いながらもやるせないし、せつない。
実際、ライナーノートを見ても苦悩の後が見える。
ちなみに武装錬金の最後のカラーは最初のカズキとブイラボーの対決の回。
いわゆるサンライトハート+の具現化の回。
読者から見れば、ブラボー、カズキ、斗貴子の三人でのパーティーがやはり見ていたかったのだろうな、という部分を感じる。
和月の思惑、すなわち、少年は父親(代わりの男)を超えて強くなるという展開、それが逆に今のニーズにあわなかった、というのが大きいだろう。
後は再殺部隊のキャラクターかな。やはり和月自身も苦悩していたらしく、キャラクターメイキングには思考錯誤……その上で後悔の残る出来になっていた模様。
そしてやはりブラボーの死(仮)だろうか。
俺の推測では、ブラボーは死亡予定、しかし、打ち切りが決定したがために軌道修正を行い、その関係でブラボーの死は無くなった、と推測していた。
和月のライナーノートによれば、ブラボーは死亡予定、しかし「ここで殺すのは死を美化する事にならないか?」という疑念で無くなった、としている。
本当かなぁ?(汗
今でも俺はここでブラボーは死んでよかったと思っている。
まぁそうなると、火渡との溝は埋められなくなり、カズキの中に黒い感情が生まれ出る結果になったとは思うんだけど。
連載がまだまだ続くのであれば、そういう展開を見たかったなぁ。
とりあえず、今は来月の赤マルを待ちます。
連載復活の希望はいまだ捨てていませんが(苦笑
つーか、六舛孝ニ、岡倉英之、大浜真史という3人のキャラは某アニメスタッフがモデルということは有名な話ですが、この3人と和月で組んで、TVアニメ化とかしてくれないかな。
2クールで再構成すれば、いい感じで出来るんじゃないかと思う。
かみちゅ!の次にでも是非に。