印象的な夢だったので。
20cm×10cmの盆栽のような鉢。
ちなみにそこには松(?)の枯れ木、土の上には固い淡い色のすなで覆われている。
その上、二匹の虫がいた。
おそらくは幼虫。
足は4本で、コオロギの後ろ足のように上で折り曲がっている。
身体はトゲで覆われている。
象徴的なのは口。
体の下面が全て口であり、そこには人間の口内と同等の歯で覆われていた。
ただ人のそれと違うのは、全てが鋭利に尖っている事。
やがてそれは成虫となる。
その姿は擬態なのか、ほぼ蝿と同じ。
だがその羽は飛ぶ事は出来ない。
尻の穴から蜘蛛のような糸を出して滑空するだけ。
それが左手の人差し指に止まる。
鈍痛が走る。
その口は幼虫の時と同じ。
慌てて、虫を取り去った。
歯は食い込んだまま、離れる身体。
どこから伸びてるのだろうか、歯は1cm以上に伸びていた。
ずるずると指から抜かれる半透明の歯。
その話を聞き、一人の(科学者系?)の女性がやってきた。
彼女もやはり調査する中、同じように虫に噛まれていた。
そこで目が覚める。
なんか変な夢だった。